「霧に橋を架ける」 キジ・ジョンスン
腐食性の霧の川に橋を架ける男の話などのSF短篇集です。
面白かったけれど、あんまり好きではない…という微妙な感想です。
そこはかとなく、サディスティックさを感じました。
異質なエイリアンとの交流を描く「スパー」は痛そうだし、「噛みつき猫」も痛そうだし、「ポニー」も痛そう。
「蜜蜂の川の流れる先で」は、ストーリーは面白いのですが、そんなに蜜蜂に刺されなくてもいいんじゃないかと思いました。まあ、文学的な意味があるのでしょうが……。
表題作の「霧に橋を架ける」と「水の名前」は面白かったです。
サイトーさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2021-11-11 10:46)