怪奇小説の傑作-白魔 アーサー・マッケン作品集成<1>-
白魔 アーサー・マッケン作品集成<1> アーサー・マッケン
中短編集です。面白かったです。
「パンの大神」
タイトルはよく聞いていたのですが読んだことがなくて、
いざ読んでみたら「ああ、こういう話なのかー」と納得しました。
人体実験された女性が“この世ならざるもの”を見て正気を失い、そして……
という話ですが、ミステリーっぽくて謎がどんどん明らかになるところが面白かったです。
人体実験を行った医者が最後まで生き残るというのが、意外でした。
真っ先に死にそうなのに……。
「輝く金字塔」
道に奇妙な石が置かれ、その石の謎を探ったら……。
ピラミッドの描写が、結構すごかったです。まあまあ怖いです。
「白魔」
アンブローズは、悪とは何かを語り出した。
彼が貸してくれた帳面には、一人の女性の人生が綴られていた。
この本の中では、一番怖かったです。
曖昧な書き方が想像力をかきたてます。
「生活の欠片」
普通の小市民であるエドワードが、少しずつ自分のルーツである過去に魅せられていく話。
誰の心の中にも、過去・自然・不可思議なものにひきつけられる部分というのがあるのかな。
怪奇小説が好きな人に、お勧めの本です。
中短編集です。面白かったです。
「パンの大神」
タイトルはよく聞いていたのですが読んだことがなくて、
いざ読んでみたら「ああ、こういう話なのかー」と納得しました。
人体実験された女性が“この世ならざるもの”を見て正気を失い、そして……
という話ですが、ミステリーっぽくて謎がどんどん明らかになるところが面白かったです。
人体実験を行った医者が最後まで生き残るというのが、意外でした。
真っ先に死にそうなのに……。
「輝く金字塔」
道に奇妙な石が置かれ、その石の謎を探ったら……。
ピラミッドの描写が、結構すごかったです。まあまあ怖いです。
「白魔」
アンブローズは、悪とは何かを語り出した。
彼が貸してくれた帳面には、一人の女性の人生が綴られていた。
この本の中では、一番怖かったです。
曖昧な書き方が想像力をかきたてます。
「生活の欠片」
普通の小市民であるエドワードが、少しずつ自分のルーツである過去に魅せられていく話。
誰の心の中にも、過去・自然・不可思議なものにひきつけられる部分というのがあるのかな。
怪奇小説が好きな人に、お勧めの本です。
タグ:本
ネオ・アッキーさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2019-05-30 22:39)
tarouさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2019-06-02 22:16)
(。・_・。)2kさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2019-06-02 22:17)