SSブログ

昔のパリの雰囲気と有名人の大変さがわかる-巴里ひとりある記-

「巴里ひとりある記」 高峰秀子

昭和を代表する女優のパリ滞在記です。

浅学なもので、著者の映画を見たことがないのですが、面白い本でした。
パリで見たもの、会った人について、楽しく書かれています。

でも、考えさせられるところもあって。

高峰さんがパリに行った理由は、27年間生きてきて思い出が一つもなかったから、思い出を作るため。
子役としてデビューして有名な女優になったのに、思い出が一つもない……。
日本で花屋に行くと、すごく安くしてくれる店とすごく高く売る店と二つあって、普通に売ってくれる店はない……。

有名人は大変だなとしみじみ思いました。
家を売って七か月間巴里に行くくらいの思い切ったことをしないと、自分の心を守れなかったんでしょうね。

タグ: エッセー
nice!(3)  コメント(3) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 3

mayu

サイトーさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2021-05-31 14:06) 

mayu

ネオ・アッキーさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2021-05-31 14:07) 

mayu

tarouさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2021-06-08 10:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。