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人間の怖さがわかる短編集-怪奇小説傑作集2 英米編Ⅱ-

怪奇小説傑作集2 英米編Ⅱ ジョン・コリア―他

「ポドロ島」L・P・ハートリイ
「みどりの想い」ジョン・コリア―
「帰ってきたソフィ・メイスン」E・M・デラフィールド
「船を見ぬ島」L・E・スミス
「泣きさけぶどくろ」F・M・クロフォード
「スレドニ・ヴァシュタール」サキ
「人狼」フレデリック・マリヤット
「テーブルを前にした死骸」S・H・アダムズ
「恋がたき」ベン・ヘクト
「住宅問題」ヘンリイ・カットナー
「卵形の水晶球」H・G・ウェルズ
「人間嫌い」J・D・ベレスフォード
「チェリアピン」サックス・ローマー
「こびとの呪」E・L・ホワイト

「ポドロ島」
猫を殺そうとする女の人が一番怖かったです。

「泣きさけぶどくろ」
主人公は、世間話として殺人の話をしただけなのに祟られてしまってかわいそうです。

「スレドニ・ヴァシュタール」
ひどい叔母に子供が復讐する話です。
クールな文章です。

「住宅問題」
幸運な男が持っている籠の中にいたのは……という話ですが、少しコミカル、でも、最後は少し怖くなるような話でした。

「人間嫌い」
ある角度から人を見ると人間の嫌な部分が見えてしまう男性の悲劇。
人間嫌いになってもしょうがないな、と思いました。

「こびとの呪」
アフリカで探検家が呪術師を殺し呪われるという話。
その呪われ方が結構ひどいです。
水木しげるさんの漫画で、猫に呪われる話があるのですが、それを思い出しました。

タグ:ホラー
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mayu

サイトーさん、nice!ありがとうございます。
by mayu (2019-12-24 22:38) 

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