号泣必至のミステリー-オッド・トーマスの霊感-
オッド・トーマスの霊感 ディーン・クーンツ
オッド・トーマスは20歳のコック。彼には、霊を見る力があった。
悪霊にとりつかれた男を見たオッドは、小さな町に危険が迫っていることを知る・・・。
私は、昔からクーンツをたまに読んでいたのですが、クーンツ派かキング派かと言えば、キング派を自認していたのですよ。
で、久し振りにクーンツの本を読みましたが、驚きました。
文章がめっさ上手くなっている!
話もめっさ上手くなっている!
(なんか上から目線ですみません)
オッドが語る一人称形式のお話なのですが、ヴォネガットのように、軽くて、含蓄のある文章で、読むのが楽しいです。
オッドが霊を見る力があるということが読者にわかる最初の章から、
ジェットコースターに乗せられたかのように、ぐいぐい物語に引きこまれて行きます。
恐怖を感じながらも自分の運命に立ち向かうオッド、個性的で強くて優しいオッドの恋人ストーミー、オッドの協力者であるポーター署長、ミステリ作家のリトル・オジー。
人間味あふれるキャラクター達がとても魅力的で、だからこそ、物語のラストは涙なしでは読めません。
ラストがそうなるだろうということを覚悟はしていたのですが、それでも泣いてしまいました。
この本は面白いです。
是非、読んで下さい!!
オッド・トーマスは20歳のコック。彼には、霊を見る力があった。
悪霊にとりつかれた男を見たオッドは、小さな町に危険が迫っていることを知る・・・。
私は、昔からクーンツをたまに読んでいたのですが、クーンツ派かキング派かと言えば、キング派を自認していたのですよ。
で、久し振りにクーンツの本を読みましたが、驚きました。
文章がめっさ上手くなっている!
話もめっさ上手くなっている!
(なんか上から目線ですみません)
オッドが語る一人称形式のお話なのですが、ヴォネガットのように、軽くて、含蓄のある文章で、読むのが楽しいです。
オッドが霊を見る力があるということが読者にわかる最初の章から、
ジェットコースターに乗せられたかのように、ぐいぐい物語に引きこまれて行きます。
恐怖を感じながらも自分の運命に立ち向かうオッド、個性的で強くて優しいオッドの恋人ストーミー、オッドの協力者であるポーター署長、ミステリ作家のリトル・オジー。
人間味あふれるキャラクター達がとても魅力的で、だからこそ、物語のラストは涙なしでは読めません。
ラストがそうなるだろうということを覚悟はしていたのですが、それでも泣いてしまいました。
この本は面白いです。
是非、読んで下さい!!
はじめまして
「オッド・トーマスの霊感」で検索して来ました。
クーンツは全部読んでますが、
老成した以後に、こんなに瑞々しく一皮剥けるとは、驚きました。
本当にめっさ巧くなっていて凄かったですよね。
by バカロ (2009-07-25 10:21)
バカロさん、はじめまして。
クーンツ、お好きなんですねー。
この本は、本当に面白いですよね。
オッドとストーミーの会話がいきいきとしていて、素敵です。
by mayu (2009-07-28 10:16)
はじめまして、私も「オッド・トーマス」で検索してたどり着きました。
クーンツの作品はほとんど読んでいます。大好きな作家さんです。
ただしかし、「オッド・トーマス」は悲しすぎます。ラストは私にとっては衝撃でした。とても予見はできなかった。怒りすら覚えました。一時はもうクーンツを読みたくないとまで思いました。読み終わって2週間以上たつ現在でも涙が出てきます。
小説や映画で泣いたことはほとんどないのですが、いったいなぜ??
と自分でもわからないほどショックを受けてます。
おかしいんでしょうかね・・・私?
by 内府 (2009-08-27 17:27)
内府さん、はじめまして。
おかしくないと思いますよ。
それだけ、クーンツの描く人間が素晴らしいということでしょう。
茂木健一郎さんは「脳と仮想」で、「芸術は、人の心を傷つけることで感動させる」と書いています。
内府さんも、そのような感動を体験なさったということでしょう。
by mayu (2009-08-31 09:08)